知的財産と起業① 10月3日(火)
企業活動において特許は必要不可欠なものです。また、近年、現場の研究開発者自身にも、特許に関する知識や能力が求められています。一方、教育機関において、特許に関する講義や演習等が充実しているとは言えません。
そこで、元審査官の経験に基づいて、特許に関するポイントを説明いたします。法律論ではなく、現場感覚のドロドロした説明をしたいと思います。皆様が思い描く特許の世界とは違う世界が待っているかもしれません。
修士課程修了後特許庁審査官になり、再び大学に戻ったという奇妙な経歴が、社会を生き抜いて行く際どのように役だったかも、可能であれば、お話したいと思っています。
受講者への一言:
私のような経歴を持っている人はあまりいないと思います。また、特許庁も名古屋大学も辞めた身です。ですので、レクチャー内容だけでなく他のことも、いろいろを質問してください。双方向の楽しい時間にしたいと思います。
参考図書:
『できる技術者・研究者のための特許入門 元特許庁審査官の実践講座』 (KS科学一般書) 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/12出版
※自著の宣伝です。