AKARI

長い文章でも大丈夫。要約を図式化するソフト

要約する技術は日々進化しています。

その技術を使って、さらに効率化を後押しするために、要約を図式化で表示するソフトを検討中です。

図式化されると時短や記憶の定着にも役立ちます。

論文や資料を読む時間が効率化によって、仕事の効率化にも貢献することが可能です。


 

 

・着想のきっかけ

1.    「経営」の授業に関するテーマの懸賞論文を書こうと思いました

2.    そのため、その教授にいろいろ質問に行きました

3.    多くの論文を紹介してもらいましたが、そのほとんどは英語で、かつ長いものでした

4.    結局多すぎて読む気がなくなってしまいました

5.    それなら、もっと短くまとめるソフトウェアを作ってしまおうということで作り始めました

 

・内容の変遷、制作の様子、プロセス

A. 内容の変遷

1. 論文=説明文の集合という考えから、評論文を要約するものを作成しようと考えました

2. 次に、ただの要約ではなく、図にあらわしてみようという考えに至りました。

 

これは、未来マトリクスでいろいろな人の話を聞くうちに、

単なる要約よりも記号や色でわかりやすく表現したほうがパッと
見てわかりやすいだろうというところから出てきたアイディアです。

 

3. 最後に未来マトリクスのプロジェクトとして、

論文を解析してまとめるものを作ってみようという考えになりました。

なお、これは、自分の中ではAKARIの派生的なものです。

 

B. 制作風景

1. ~がしたいという課題があるので、それをまず自分で(人間の力で)といてみました

(今回の場合は評論文を読み、要約を自分で作ってみました。)

 

2. 1で実践した動きを一つ一つ細分化して、どういった動きがプログラム内に必要になってくるのかを明確にします

 

3. 解決の難しいことがあれば、お風呂に入るとうまい案が思いつくことがあります(笑)

 

4. 思いついた案は、何回か思い出しながらゲームして、朝起きて忘れたころにもう一度思い出してみます。

どんなアイディアだったかなと思いだしているうちに、元のアイディアとは少し異なるものが出てきます。

こうじゃないだとか、こうするとこういう問題が出てくるだとかを考えていると、

そのうちにみんなうまいこと解決できる案がポンと浮かんでくるので、それをメモ帳に書いておきます。

 

5. 暇なときに、メモ帳に書いたことを見ながらコーディングしていきます

 

6. なので、コーディングに力が入っているときは1週間で1000行を超えるコードを書いて

デバッグも行ってAKARIの完成までもっていったけれど、それまでの準備がとても長かった記憶があります

 

7. なお、AKARI制作に必要な自然言語処理系の知識は、オライリー社の入門書とネット上の情報によります。

 

C. 現在AKARIについて考えていること

 

論文特化型が完成したら機能完全版はオープンソースとして開放予定(現在は部分的に開放。未来マトリクスの人であれば使用できるようにしてあります)

 

論文特化型は、起業した友人に全部あげてしまうか、
ある協力してくれそうな企業さんに持って行ってプロジェクトとしてできないか持ちかけてみる予定です。